お墓 ローン利用はあり?対象範囲や保険、メリットデメリットをチェック

墓 ローン
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お墓の価格は決して安くはなく、一括での支払いが難しい場合も少なくありません。そんな時は、ローンの利用が一つの選択肢となります。お墓建立に利用できるローンの種類や、知っておきたい注意点など詳しく解説します。

目次

お墓 ローンの種類

お墓の購入費用として使えるローンには、主に以下の3種類があります。申込先や金利の目安も併せて、それぞれの特徴を見ていきましょう。

メモリアルローン

寺院や石材店が取り扱うローンを一般的に「メモリアルローン」といいます。石材店などが提携している銀行や信販会社を通して、お墓購入費用を分割払いすることが可能です。

金利は3%程度で、他のローンに比べて低金利かつ審査が通りやすいのがメリットです。契約と同時に申込めば、すぐに借りられるのもメリットでしょう。

ただしどの石材店でも、メモリアルローンを扱っているとは限りません。また店によって提携金融機関が異なり、金利などの条件が変わることもあります。

ローン利用を前提にしているなら、対応している石材店を探すようにしましょう。

目的別ローン

資金の使用目的が、あらかじめ定められたローンです。金融機関で申込みます。「お墓の購入」を目的としたものもあるので、メモリアルローンを使えないときに検討するとよいでしょう。

デメリットは収入や保証を求められることも多く、審査に通らないケースがあることと、金利の目安が5~7%とメモリアルローンに比べて高い点です。借入までに1~2週間かかる点にも要注意です。

また基本的には、お墓を購入することを証明するために、申し込み時に見積書や請求書などを提示する必要があります。

フリーローン

フリーローンはその名の通り、資金の使い道が自由です。ただし投資・ギャンブル・カードローン借り換えなどの目的は除きます。

もちろんお墓の購入費用に充てても問題ありませんし、葬儀代などの関連費用にも使えます。お墓の購入資金だけでなく、諸費用が足りないときに頼りになるでしょう。

金利は幅があり、金融機関や利用者の収入・勤続年数などでも変わります。目的別ローン同様、借入までにある程度時間がかかります。

お墓 ローン利用のメリットとデメリット

お墓をローンで購入することに、本当にこれでいいのかと不安を感じる人は多いかもしれません。メリットとデメリットを比較し、判断の目安としましょう。

メリット:理想のお墓を選べる

ローンを利用する最大のメリットは、一括での大きな出費を抑え、分割払いにすることで家計にかかる負担を軽減できる点です。

中には契約者に万一のことがあった場合、残りを返済しなくてもよい保険や、災害によるお墓の損傷に備える保険が付帯したローンもあります。

これにより、資金計画の柔軟性が増し、より理想的なお墓を選択する余地が広がります。墓石の種類や区画の広さ、立地条件なども、自分の好みに合わせて選べるでしょう。

デメリット:墓じまいや引越しがしにくい

お墓購入にかかる費用は基本的に「墓地の永代使用料+墓石代+彫刻等設置費用」の合計です。土地を買って建てるのではなく、あくまでも使用料を払っているだけなので、いらなくなったからといって売りに出すわけにはいきません。

それどころか、墓じまいや引越しのための費用が別途かかってしまいます。家や自動車なら、ローンが残っていても売って清算できますが、お墓では借金だけが残ってしまうのです。

買ったお墓を子孫に残す予定がたっている場合はよくても、後継者がいない人や転居の可能性がある人は、ローンを組んでお墓を建てるのはリスクがあると考えてよいでしょう。

お墓をローンで買う際の注意点

お墓をローンで買う場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

保険の有無と内容をチェック

ローン契約者が亡くなったり、重度の障害を負ったりした場合に、残されたローンを保険が代わりに支払う制度があると、契約者の家族が経済的な負担を背負うことなく、お墓を守り続けることが可能です。

保険料は発生しますが、先述の通りお墓は売ってお金に換えることができないので、保険には加入しておくことをおすすめします。

維持管理費用は別

お墓は買って終わりではなく、霊園に定期的に管理費を支払う必要があります。寺院墓地の場合は檀家料や法要のお布施もかかるでしょう。

こうした費用はローンで払えないため、別途用意しておかなくてはなりません。金額は霊園によって異なりますが、基本的にいいお墓ほど高いと考えてよいでしょう。

ローンで理想のお墓を手に入れても、管理費を滞納して使えなくなっては本末転倒です。購入時には、将来的にかかる費用まで含めて検討するようにしましょう。

ローン利用をためらうときの対処法

お墓にはさまざまなタイプがあります。ローンを組んでまで、高いお墓を買うのはためらわれる人に、お金がなくても供養できる方法を紹介します。

サブスク墓

サブスク墓は、毎月一定の料金を支払うことで、お墓をレンタルできるサービスです。再利用可能な墓石や納骨スペースが用意され、利用期間を選んで申し込みます。

利用期間が過ぎた後は永代供養してもらえるので、墓じまいなども必要ありません。お墓を買うお金がすぐに用意できない場合の代替えや、後継者がいない人の供養方法として人気があります。

樹木葬

近年注目度が高まっている樹木葬は、墓石を用意しなくてよいため、一般的なお墓に比べて費用を抑えられるのがメリットです。

個人区画・合同区画などがあり、予算に応じて選べます。ただし霊園内にあるため、維持管理費がかかる点に注意しましょう。

手元供養

手元供養は小さな墓石や墓石代わりのものを用意して、自宅で供養する方法です。骨壺を収納できる仏壇やミニ墓石のほか、粉骨したものを使用して作るインテリア製品やアクセサリーなど、さまざまなタイプがあります。

費用が安く済むので、お墓購入資金が貯まるまでのつなぎにしてもよいでしょう。もちろん、そのまま自宅で供養し続けても問題ありません。

散骨

いっそのこと、お墓も納骨堂もいらない…。そう思うなら、散骨で済ませる方法もあります。海洋散骨がメジャーですが、山や宇宙に散骨するサービスも増えています。

ただし散骨してしまうと、後でお墓を建てようと思っても埋葬できないため、親族とも話し合って決めましょう。

お墓購入時のローン利用は慎重に検討しよう

お墓の購入は、多くの人にとって人生で一度の大きな決断です。ローンを利用することは一つの選択肢ですが、その利用にはメリットとデメリットが存在します。賢い選択をするためには、十分な情報収集と慎重な検討が必要です。本記事を参考に、お墓のあり方を考えてみましょう。

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